ヒカルが突きつけた「芸能人とユーチューバー、どっちがすごいのか」論争を考える
人気ユーチューバーのヒカルが、かつてアラフォーの中堅芸人からユーチューバーをコケにされたことを思い出し、自身のチャンネルで怒りをブチまけた件は記憶に新しいだろう。
知人を介して出会った、お笑い業界で真ん中より下くらいの「中途半端な売れ方」の芸人に、<ユーチューバーなんて、芸人の真似事の落ちこぼれ><テレビ界にはダウンタウンさんがいる。あんなレジェンド、YouTubeにいないでしょ>と言われたことを、ヒカルが明かした一件だ。
テレビを主戦場にする芸能人と、YouTubeなどの動画配信で躍進するユーチューバーが比較されることは、これまでもたびたび起こっている。
低迷するテレビ業界に対して、YouTubeをはじめとする動画配信が伸びている様は、小学生がなりたい職業ランキングで3位の芸能人をおさえて、ユーチューバーが1位になっていること(2021年、進研ゼミ小学講座調べ)からもうかがい知れる。
登録者数100万人超えのユーチューバーの中でも、その立ち位置はさまざまだ。