宮迫博之「牛宮城」ようやくオープン 酷評から一転、絶賛の嵐で“ご祝儀相場”いつまで続く

公開日: 更新日:

 3月1日ようやくオープンにこぎつけたのが、宮迫博之(51)が経営する焼肉店「牛宮城」。もともと、宮迫と人気ユーチューバー・ヒカルの共同出資で始まったプロジェクトだったが、昨年9月に行われた試食会でヒカルが味に納得しなかったことで、オープンは無期延期に。ヒカルはプロジェクト自体から降りてしまった経緯がある。

「そのため、宮迫は趣味で集めていた高級腕時計を売却するなど資金を工面。追加で2000万~3000万円ほどを突っ込んでいるといわれています。運営会社の株も追加取得して100%の株主におさまりました。この焼肉店にフルベットしたことで、後に引けなくなっていました」(週刊誌記者)

 オープンに至るまで、自身も高級和牛専門店を手掛けるホリエモン(49)からは「マジで撤退した方がいい」、ひろゆき(45)からも「1年でつぶれる」といわれるなど、ビジネスに長けた著名人から失敗必至の烙印を押されていたが、フタを開けてみたら店は大盛況。3月中の予約がすでに埋まっているという。

 当初酷評していたホリエモンも、店がウリにしているタンのほかにガーリックライスや国産マッコリを絶賛。共同経営から降りていたヒカルも、「俺、なんぼも高級焼肉店に行ったことあるけど、トップレベル」と評価を一変。

 また、TKOの木下隆行(50)は、焼肉店をはじめさまざまな飲食店を経営する母親の定子さんを伴い来店。スゴ腕経営者といわれる定子さんからも高評価を受けたという。

価格的には「やや高級」な店

 酷評したのは、ヒカルと来店した炎上系ユーチューバーのシバターくらい。

「揃いも揃って絶賛した様子がネットニュースに配信されたことで、さらに予約が殺到しているようです。ホームページには、肉、野菜、米、酒すべてにこだわったと書かれていますが、今どき食材にこだわっている店はいくらでもあります。来店者からはオペレーションへの不満など、今後が心配される声も漏れ伝わります。このご祝儀相場がいつまで続くのか見ものです」(前出・週刊誌記者)

 1人前2200円の「名物 極みタン塩」を絶賛したホリエモンは、「原価率6割超えているらしいよ」とコスパの良さに言及。ほかにも、メニューには、6切れの肉が乗ったタレ3種盛り合わせ1980円、チョレギサラダ1~2人前980円、キムチ6種盛り合わせ1200円、生ビール1杯780円などが記載されており、客単価は1万円程度とのこと。

「価格的には、都内に競合が多い“上の下”レベルの焼肉店です。肉は、和牛のほかに一般的に聞きなれない交雑牛などを提供しているようです。交雑牛は、最高の肉質を表すA5ランクの黒毛和牛と比べると最高でB4、5ランクで、仕入れ値は黒毛和牛よりも安価ですが、だからといって味が大きく劣るということではありません。渋谷の中でも若者の多い雑多なエリアにあるので、高級焼肉店の多い六本木や西麻布に比べてお忍びで訪れる感じの場所ではありません。客席80と大箱なのも、話題性がなくなったときにどう影響してくるか気になるところです」(外食コンサルタント)

 江頭2:50(56)など、多くの有名人がオープンに花を添えたが、半年先の運営状況は果たしてどうなっていることか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  1. 6

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  4. 9

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  5. 10

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…