三谷幸喜流「鎌倉殿の13人」“女の三つ巴バトル”の熾烈 時代劇評論家ペリー荻野氏も唸った

公開日: 更新日:

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の源頼朝(大泉洋)を巡る“女の戦い”が話題となっている。頼朝の妻・北条政子(小池栄子)vs前妻・八重(新垣結衣)vs愛妾・亀(江口のりこ)の三つ巴のバトルだ。

 北条政子は、都育ちの頼朝に一目惚れし、頼朝を支えながら、後に鎌倉幕府で実権を握る“尼将軍”。八重は、平清盛に都から追放された頼朝が身を寄せていた伊東祐親の娘で、頼朝憎しの祐親によって、頼朝との間の子である幼い千鶴丸を暗殺されてしまった悲劇の女性。亀は、ひょんなことから頼朝に見初められ妾となり、御所でのし上がろうと画策する庶民の出身。

 13日放送の第10話では、頼朝のことが忘れられずに侍女として御所に紛れ込んだ八重を亀が痛烈にマウントするシーンがあった。

 八重の正体を知った亀は、八重に頼朝の部屋に酒と料理を運ぶよう指示。八重が胸を躍らせて心尽くしの料理を部屋に運ぶと、部屋の中には頼朝に寄り添いほくそ笑む亀の姿が……。目を丸くして驚く頼朝。亀は「ありがとう、八重さん」と不敵に言い放つ。八重は怒りに震えて部屋を後にし、そのまま病に伏せってしまう。ちなみに北条政子は“懐の深さを見せるために”八重が御所に入ったことを黙認している。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 2

    中居正広の騒動拡大で木村拓哉ファンから聞こえるホンネ…「キムタクと他の4人、大きな差が付いたねぇ」などの声相次ぐ

  3. 3

    木村拓哉は《SMAPで一番まとも》中居正広の大炎上と年末年始特番での好印象で評価逆転

  4. 4

    中居謝罪も“アテンド疑惑”フジテレビに苦情殺到…「会見すべき」視聴者の声に同社の回答は?

  5. 5

    中居正広9000万円女性トラブル“上納疑惑”否定できず…視聴者を置き去りにするフジテレビの大罪

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    フジテレビは中居正広で“緊急事態”に…清野菜名“月9”初主演作はNHKのノンフィクション番組が「渡りに船」になりそう

  3. 8

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 9

    若林志穂vs長渕剛の対立で最も目についたのは「意味不明」「わからない」という感想だった

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース