女優に性被害告発された榊英雄監督は、押尾学と高畑裕太の“不祥事”経験も何も学ばず
4人の女優から性被害を告発された俳優で映画監督の榊英雄(51)。先週の週刊文春に一部始終を報じられ、今月25日に公開予定だった榊の監督作品「蜜月」はいったん中止と発表された。
佐津川愛美(33)主演の「蜜月」は何と性被害をテーマにした作品で、「悪い冗談としか言いようがないし、お金を払って見に行く観客は少ないでしょう」(スポーツ紙芸能担当デスク)。
ある映画配給会社関係者も「お蔵入りになる可能性はかなり高い」とこう嘆く。
「榊さん自身、1人の不祥事がどんな事態を招くか誰よりも分かっていたはずなのに……榊さんが監督した2010年の映画『誘拐ラプソディー』は、出演した押尾学さんが公開前に逮捕。自身が代役を務めて何とか公開にこぎ着けたんです」
もちろん「蜜月」関係者の怒りと絶望は相当なものだろうが、一方で、なぜかテレビ朝日系連ドラ「相棒」のファンからも怒りのコメントが書き込まれている。
ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「13年に放送された『BIRTHDAY』。長く続く『相棒』の中でも名作として語り継がれる人気回ですが、榊さんがゲスト出演しているため、今回の騒動でもう再放送されないのではないかと心配する声がちらほらあります。俳優としての知名度は高くなかった榊さんを、お茶の間が認識した回なのに……」とため息をつく。