著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

7.14「ゴゴスマ」の統一教会報道はいただけない ラテ版のタイトルはまるで“おとり広告”

公開日: 更新日:

 かつてのワイドショーは事件が起きれば週刊誌と競うように取材した。現場では取材方法の違いから紙媒体と衝突することもしばしばあった。それでも渦中の芸能人を一番組の独占インタビューで先を越されたこともあった。週刊誌にとってテレビはやっかいなライバルでもあった。時代が変わったとはいえ、最近はそんな勢いはない。週刊誌から題材をいただき、司会者とパネラーのやりとりだけで構成することも少なくない。週刊誌のタイトルは現場で取材した記者の成果がもたらした結果。今回のゴゴスマは「人のふんどしで相撲を取る」がごとく、ラテ版のタイトルまで安易に付けてしまう。

 往年の人気ドラマ「踊る大捜査線」の“事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ”の名ゼリフを思い出す。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末