文化系女子「ぼる塾」独り勝ちのワケ 「3時のヒロイン」との違いは?
芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。
■時代に合った“毒弱め”の笑い
「3時のヒロインが“サイダー”だとすれば、ぼる塾は“カルピス”のような存在。3時のヒロインはキャラクターがハッキリしていて、踊るとキレッキレだったり“意外性”がウリ。それに比べ、ぼる塾は運動苦手な文化系女子で、ぽっちゃりキャラのイメージから逸脱しない。ネタも田辺さんの『まーねー』のオチにつながるときが心地良く、滋養味というか、やさしい安定感がある。実は毒舌が多いのに、ぽっちゃりキャラ2人の幸せそうな笑顔のインパクトで最終的には毒の印象が強く残らない。ぺこぱの傷つけない笑いもそうですが、今の時代に合っているのだと思います」
弱毒性ぽっちゃりはクセになりそうだ。