大ブレイクを果たすまでフワちゃんの人生のターニングポイントには必ず友達がいた
確かに彼女が芸人を志すきっかけになったのは、大学2年の時に“ツレのギャル友”から「てかフワ超面白くね? 芸人やったほうがいいんじゃね?」と言われたこと。YouTubeを始めたのも“マブダチ”の作家・長崎周成の勧めだった。そして、“親友”指原莉乃が「イチオシ芸人」としてテレビで紹介したことで、ブレークを果たした。
フワちゃんの親友で恩人といえばもうひとり、先輩のAマッソ・加納がいる。お笑いの養成所に入っても、とびきり明るくてイタい「お調子者大学生」のままだったというフワちゃんが、芸歴3年目にして「お笑いってただふざけてるだけじゃなくて、しっかり笑わすためのルールがあるんだ!」と学んだのが加納との会話だったという(同前)。
加納はフワちゃんの「破天荒キャラ」「タメ口」「超派手な衣装」のすべてのきっかけをつくったという。例えば「破天荒キャラ」は大喜利ライブに出て、大喜利が苦手なフワちゃんがうまくいかず加納に相談したところ、「ちゃうやん! フワちゃんは生まれ持った宝物みたいなキャラがあるやん!」と言われたそう。加納は「こいつがいっちょ前に反省とかしてるんですよ。『うまくできなかったってことまで舞台で言え』って言ったんですよ」と明かす(テレビ朝日系「爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!」21年7月11日)。