椎名林檎「ヘルプマーク酷似グッズ」炎上も沈黙…カリスマがスタイルを貫くことの難しさ

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 椎名といえば、独特の言葉選びと楽曲の世界観を持つアーティストとして不動の地位を築き、AdoSMAPなどの楽曲を手がける音楽家としても活躍している「時代の寵児」として走り続けている。

■口を閉ざして世間が忘れてくれるのを待つつもり?

「椎名さんがリリースした初期の楽曲は、放送がギリギリの言葉を使ったり、攻めた言葉選びのとがった楽曲が多くありましたが、最近はジャズテイストを取り入れ、結婚、出産を重ねることでとがるだけではない世界観の広がりを見せていました。ただ周りのスタッフも含めて、彼女の独特な世界観をいかに表現するかということにとらわれ、『赤十字マークをモチーフにしていいのか?』という初歩的な確認を怠ったことが、問題といえるでしょう」(レコード会社関係者)

 椎名といえば2014年のサッカーW杯ブラジル大会のNHKテーマソング「NIPPON」では、歌詞が《特攻隊を連想させる》と物議を醸したり、新型コロナウイルスが日本に上陸し、パンデミックの恐怖に日本国民が陥っている時に自身のバンド「東京事変」の8年ぶりの再始動コンサートを開催したことで白い目が向けられたこともある。大事には至らずとも、度々ボヤのような炎上は起こっていた。

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