「クロサギ」で黒島結菜に求められる引きの演技 「キャンキャンやめて」のセリフに視聴者同意

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■女優として優等生的な立ち位置にあった黒島

「黒島さんは大河初出演となる『花燃ゆ』や、『いだてん~東京オリムピック噺~』など、2014年から22年までの8年間に、計11作品のNHKドラマに出演しました。NHKと非常に縁があり、品と雰囲気もあり、優等生のような立ち位置にある女優だったと思います」(ドラマ制作会社関係者)

 黒島といえば、今年5月、6月にそれぞれ公開となった映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐(ふくしゅう)者スカー/最後の錬成」では、初のアクションシーンに挑戦。昨年12月に公開された映画「明け方の若者たち」では濡れ場にも挑戦するなど、朝ドラ以前は幅広い役を演じ、コンスタントに話題作にも出演し、順調な女優人生を歩んでいるようだった。

「朝ドラ直後のヒロインということなので、暢子を連想させないように髪型を変えたり、演技を意識して変えたりということができていれば、今回の『クロサギ』で評価を大きく変えられた可能性も高い。堀北さんが演じた氷柱は、正しいことはいうが決して押しつけがましくなく、適度な引きの演技をしていたので、参考にしてもよかったかもしれません」(同)

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