NHKだからできる?「オリバーな犬」と「拾われた男」の豪華すぎる俳優陣に賛否
オダギリジョー(46)が脚本・演出・編集を手掛け、犬の着ぐるみを着た警察犬を演じて話題をさらったドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」のシーズン2が4日に終了した。ハチャメチャなストーリー展開に固定ファンは多く、ネットでは早くもシーズン3を求める声が上がっているが、一方で〈最近のNHKは攻めすぎる〉〈潤沢な予算をバックに好き勝手やりすぎ〉とNHKに冷ややかな視線も向けられている。
■オダギリは「ものづくりが難しい時代に一石を投じたかった」
「『オリバーな犬』はオダギリジョーのやりたいこと全てが詰められたようなドラマでした。かつてオダギリが出演したテレ朝の『時効警察』の世界観を彷彿させ、効果音や『EGO-WRAPPIN'』を起用した主題歌など、いかにもな雰囲気で、レトロ感が満載。それだけでも、NHKもよくここまでオダギリの好きなようにやらせたなと思うのですが、さらにすごいのが、豪華出演陣とドラマのセットでした」(芸能ライター・弘世一紀氏)
池松壮亮、麻生久美子、本田翼、永瀬正敏といったレギュラー陣に加え、初回放送で、いきなり松たか子の登場に始まり、松田龍平・翔太の兄弟。浜辺美波、染谷将太、仲野太賀、村上虹郎、永山瑛太、高良健吾と主役級がズラリ。佐藤浩市や橋爪功、柄本明、國村隼、松重豊といったベテランも出演した。