著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

風間杜夫、三浦友和、中井貴一…若手の薄味ドラマをいい塩梅するベテラン俳優の存在感

公開日: 更新日:

「クロサギ」の三浦友和

「クロサギ」でも同じことがいえる。主人公の黒崎を演じる平野はジャニーズ退所でいまや渦中の人。バラエティーで見せる天然キャラと違い、孤独でクール、苦悩する姿にリアリティーがあると思ったら、そういうことだったのかと合点がいった。

 16年前の山下智久主演の時もベテランの山崎努が圧倒的存在感を見せていたが、今回のリメーク版でも三浦友和が凄みのある演技で平野を援護する。

 ほかにも「鎌倉殿の13人」の坂東彌十郎がクセ強めの悪役で参戦。船越英一郎山本耕史らもそれぞれ脇を固め、見せ場をつくり、ドラマを引き締める。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”