吉高由里子「星降る夜に」は「silent」の二番煎じにあらず 際立つのは“大石脚本”の巧みさ
恋愛ドラマが3作ある今期の地上波GP帯の連ドラ。井上真央(36)主演「100万回言えばよかった」(TBS系=金曜夜10時)、広瀬すず(24)主演「夕暮れに、手をつなぐ」(同=火曜夜10時)、そして吉高由里子(34)主演「星降る夜に」(テレビ朝日系=火曜夜9時)だ。いずれも漫画原作のラブコメではなく、オリジナル脚本の純愛ストーリー。
「『夕暮れ』が“恋愛の神様”北川悦吏子さん、『星降る』が“ラブストーリーの名手”大石静さんの脚本。60代の北川さんと70代の大石さんが描く恋愛がイマドキの視聴者にどう受け入れられるのか。これに『透明なゆりかご』や『きのう何食べた?』など漫画原作を巧みに脚本化した安達奈緒子さんの『100万回』と、今期は名手の恋愛ドラマが熱い」(エンタメ誌ライター)
初回の平均世帯視聴率は「100万回」が7.4%、「夕暮れ」が8.0%、「星降る」が7.7%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と、いずれも前期話題になった「silent」を上回ったようだが……。
■「星降る夜に」のチャレンジ精神