門脇麦はおとなしく見えるが…爆発力と本人が無意識の色気を備えた「演技派」だ
門脇麦(30歳)/「リバーサルオーケストラ」(日本テレビ系)
ドラマ「リバーサルオーケストラ」(日本テレビ系)で地元の交響楽団のコンサートマスターにスカウトされた元天才バイオリニストの公務員を演じているのは、民放ゴールデンプライムタイム連ドラは初主演となる門脇麦。
ちょうど1年前の菅田将暉主演「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)で暗号を使う謎めいた女性「ライカ」を演じたのと比べるとグッと等身大な役。とはいえ今回も「元天才」という要素付きで、神秘性やカリスマ性を秘める役柄が似合う彼女だからこそナチュラルに演じることができる難役だ。
彼女に取材したときに印象的だったのは、素顔の親しみやすさだった。今回の役は門脇麦のやわらかい人柄の魅力がいつも以上に反映されそうだ。
1992年8月10日生まれ、東京都出身。同じ92年に生まれた主な女優としては、岸井ゆきの・剛力彩芽・成海璃子・本田翼らが挙げられる。
2014年公開の映画「愛の渦」で体当たりの演技を見せ一躍注目の演技派に浮上した門脇麦は、映画「さよならくちびる」、ドラマ「まれ」「悦ちゃん」(NHK)、「トドメの接吻」(日テレ系)などで活躍。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」ではドラマオリジナルのヒロイン・駒役を演じた。