宮澤エマは“圧が強い女性”がハマる 上昇著しいサラブレッド女優の力強い存在感
宮澤エマ(34歳)/「罠の戦争」(カンテレ・フジテレビ系)
今冬の連ドラでは、菜々緒・吉高由里子の2人の1988年生まれ女優が主演している。そして、もうひとり、重要な役で出演中の88年生まれの女優が、草彅剛主演の「罠の戦争」(カンテレ・フジテレビ系)で主人公の復讐に協力する週刊誌記者役を演じている宮澤エマ。
このところ、連ドラで急浮上を見せている注目の30代女優だ。4月スタートの次のNHK連続テレビ小説「らんまん」にはヒロインの叔母で新橋の料理屋のおかみをしている笠崎みえ役で出演する。
88年11月23日生まれ、東京都出身。父は外交官を務めていたアメリカ人、母は第78代内閣総理大臣・宮澤喜一の長女。2012年に芸能界入りして、テレビ初出演の「ネプリーグ」(フジ系)では「祖父が総理大臣の孫タレ」として第74代内閣総理大臣・竹下登を祖父に持つDAIGOと一緒のチームになった。
デビュー当時はバラエティーでの活躍が目立っていたが、女優としては宮本亜門に見いだされ多くの舞台に出演した後、20~21年にNHK「おちょやん」に杉咲花が演じたヒロインの継母役で朝ドラ初出演。昨年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では北条政子の妹・実衣を演じて、多彩な表情の変化が注目を集めた。