浜田雅功「パパ活不倫」フライデー報道を芸能マスコミが後追いしなかったワケ
実は、少々テクニカルな話になるが、マスコミ的にいえば、今回の“パパ活不倫”を報道しにくい状況があった。
まず、お相手の女性が告白したのはフライデーのみで、その他のマスコミはその女性の告白どころか、本人をキャッチさえしていない。実在するかどうかさえ「裏が取れていない」のだ。
さらに、浜田はこのことについて、まったくコメントしていない。彼が言い訳でも何かしらコメントすれば、またそれを報じる格好で内容を掘り起こすこともできるが、当人の反応がなければそれもできない。また夫人の小川が答えれば、やはり記事にできるのだが、こちらもコメントしていない。相方の松本も、普段はそういったネタを扱う「ワイドナショー」(フジテレビ系)を、その週の放送に限って体調不良で休んでいる。つまり、マスコミは動けなかったというのが実情だ。
そもそもダウンタウンの2人は、芸能マスコミの取材は受けてこなかった。だからテレビのワイドショーなども、はなっから追いかける気もなかったというのもある。
今から30年以上も前に僕が松本のスキャンダルで自宅を出る彼に声をかけたことがある。「それ、ボクのそっくりさんちゃうか」とけむに巻かれてしまった。プライベートな取材対応はそれが最後ではなかったろうか。
こうした条件が揃ったことが、浜ちゃんには功を奏したように思える。