北島三郎“小休止”は86歳という年齢からも自然の流れ…引退はせずこれからは自分のペースで
演歌界、というか、日本の歌謡界の大御所中の大御所、北島三郎(86)がレギュラーで出演している歌謡番組が3月いっぱいで終了することが明らかになった。
「若手の演歌歌手に新曲を披露する機会を設けたい」という思いでスタートした番組を27年間続けてきたが、昨年デビュー60周年を迎え、そのこともあって終了を決意したという。
また、この春には北島音楽事務所に所属する4人の歌手、北山たけし、原田悠里、山口ひろみ、大江裕が卒業し、それぞれ独立して活動していくこととなった。事務所からは松原のぶえ、山本譲二、小金沢昇司らが独立しているが、彼らも含めて「北島ファミリー」としてライブやイベントに登場することも多い。北山と大江にいたっては「北島兄弟」というユニット名で活動もしている。
60周年を無事に終えたし、若手の面倒を見る負担を減らしてあげたいと、周囲や弟子たちの思いもあったのだろう。所属歌手が独立となれば、担当マネジャーや付き人も行動を共にすることもあり、事務所はかなりスリムになる。