BS松竹東急「À Table!~歴史のレシピをつくって食べる~」のクオリティーがケタ違いのワケ

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 とにかく市川実日子が魅力的。料理を作りながらヨシヲと交わす会話や表情も、すべてアドリブなんじゃないかと思えるほど自然で、「おいしい」と感嘆するときもわざとらしさがない。今どきのアラフォー女性の迷いや自信をさらりと演じていて、彼女の起用がこのドラマを成功させたといっていい。

 ただ、ひとつ気になるのは、料理・食べ物好きの夫婦なのに、キッチンの冷蔵庫が小さすぎる! ヨシヲの実家から送られてきた漬物も保存しなければならないのに、あれでは不便だ。手だれのスタッフも見落としたか。

(コラムニスト・海原かみな)

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