松本人志に飛び交う“5年以内引退説”とジレンマ 業界関係者は「やめられない状況」と分析
■昔から言及していた
「松本は著書や番組などで、昔から“面白くなくなったら引退する”“自分と時代がズレたら引退する”とたびたび言い続けていますから、驚きはないですね。今回、2年とか5年とか期限を持ち出していることが話題になっているようですが、もっと続けるような気がします」
この関係者は、松本は芸人として、「老醜をさらしたくない」という考えがあると同時に、後輩や今後のお笑い業界に対する危惧もあり“やめられない状況”であるのではないかと見るのだ。
「例の『ガキ使』の“痛みを伴う笑い論争”の時も“闇営業騒動”の時も、松本はお笑い業界の重鎮として積極的に発言し、影響力を発揮してきた。『水ダウ』がたびたび炎上しても存続しているのも、やはりダウンタウンの番組だからです。コンプラ偏重で窮屈さややりにくさを感じながらも、後輩やお笑い業界のために、なんとか次の道筋を探そうとしているようにも見えます。ああして引退をほのめかしながらも、スパッとやめて後進に道を譲るという感じでは全然ありません」