井上真央の次の大仕事は…「100万回言えば」はファンタジー設定でも視聴者の心ワシづかみ
17日に最終回を迎えた井上真央(36)の主演ドラマ「100万回言えばよかった」(TBS系)の平均視聴率は7%台だった。初回から7話までの視聴率は7%台、第8話では6%台にまで落ち込んだ。ただ、WBCの韓国戦があった10日放送の9話は、1時間20分も繰り下がって深夜帯のスタートになったにも関わらず12%台をマークした。
「佐藤健が演じる洋食店のシェフ・鳥野直木が巻き込まれた殺人事件の真相が8話までずっとモヤモヤした状態でしたが、9話目で謎がすべて解決しました。それだけに《すっきりと第9話で終わって欲しかった》という視聴者の声もありました」(民放関係者)
■「また近いうちに出て欲しい」と視聴者は期待
もっとも、井上の演技については《さすが》《また近いうちにドラマ出て欲しい》などと大絶賛された。具体的には何がよかったのだろうか?
「もともと井上さんの演技力は申し分ありませんが、『30代も半ばで井上さんくらいベテランの域に達した俳優が恋愛ドラマのヒロインをやるのは少し無理があるのでは?』という懐疑的な見方も少なからずあったと思います。しかし、井上さんは見事に"大人の恋愛物語"の等身大のヒロインにまで昇華させました。恋人が幽霊になってしまうファンタジー設定なのに、シーン一つ一つがすごくリアルなんですね。それを可能にしたのはひとえに井上さんの演技力の高さに他なりません。40代、50代の女性のリアルな恋愛ドラマを観たくなったという視聴者も増えたと思います」(芸能ライター・弘世一紀氏)