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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

平野紫耀キンプリ脱退秒読みでCMクライアント戦々恐々…ティアラ“爆買い”の歯車が逆回転

公開日: 更新日:

 平野紫耀(26)、神宮寺勇太(25)、岸優太(27)のKing & Prince(以下、キンプリ)脱退とジャニーズ事務所からの退所が5月22日に迫り、いよいよカウントダウンに入った。

 しかし、“5人のキンプリ”を望むティアラ(キンプリファンの総称)たちの思いは凄まじく、グループ初となるベストアルバム「Mr.5」は19日の発売初日で今年度最高初週売上げ91.6万枚(『オリコンデイリーアルバムランキング』より)を記録。オリジナル・アルバムとして2020年9月発売の「L&」を倍近くも上回る数字に音楽関係者が深い溜息をもたらしている。

 このメンバー3人の脱退と退所の余波は広告業界にも大きな影響を及ぼそうとしている。キンプリのクライアントとして最も有名なのは、2019年から“クリスマス・キャラクター”として契約を結んでいるセブンイレブンが上げられる。「King & Prince×セブンイレブン」限定のケーキやチキン、ワインはもちろんのこと、オリジナルグッズが飛ぶように売れ、全国各地の店舗に貼られたポスターには“即日完売”の文字が毎年のように躍った。これがきっかけとなり、セブン&アイ・ホールディングスの株価はこの4年間で5割増しとなっている。「キンプリの経済効果は計り知れない」と、広告業界内にエポックメーキングな出来事として広がった。

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