ジャニーズ「性被害問題」公式謝罪の波紋広がる…履歴書を送ったり入所を薦めた者の責任は
この先、どこまで問題は広がるのか、さらに追及は進むのか。
ジャニーズ事務所の元所属タレントが、前社長のジャニー喜多川氏(享年87)から性被害を受けていたと訴えていた問題のことだ。同事務所が公式サイトで、藤島ジュリー景子社長が釈明する動画を公表したことから、大きな関心が集まっている。
一部メディアでは「性加害問題」などと淡々と報じているが、告発者らの証言を踏まえれば、実態は、大手芸能事務所のトップが、次々と未成年の男児を襲っていたという、まるで「連続児童性虐待問題」。本来であれば刑事事件に発展していてもおかしくない。
この先、どう展開していくのか分からないが、SNS上でささやかれ始めている「もう一つの問題」がある。それは、そんな事務所への入所を薦めた関係者の「責任」だ。
例えば、ジャニーズ事務所所属のタレントを扱ったテレビ番組などで必ず出てくる話題が、「誰が事務所にあなたの履歴書を送ったのか」という、お決まりのやり取りだ。
これまでに報道された人気グループのメンバーの発言を確認する限り、「叔母が送った」、「姉が事務所に送った」、「母が送った」、「シブがき隊ファンの姉が送った」などとある。ほかにも「親戚が」「友達の妹が」とあるのだが、よくよく考えれば恐ろしいことだろう。