「性加害問題」ジュリー社長の謝罪が裏目?ジャニーズドラマ《もう見ない》が怖いTV局の複雑
ジャニーズ事務所の創業者ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題をめぐり、14日夜、藤島ジュリー景子社長が出演する謝罪動画と書面が公式サイトで公開され、各メディアが一斉に報じている。
「とはいえ一部を除いて、これまでジャニーズに“忖度”し、ダンマリを決め込んでいたメディアは、手のひら返しで激しく糾弾するわけにもいかない。《じゃあ、なぜ見て見ぬフリをしていたんだ》などと、逆にツッコミが入る可能性が高いからです。天に向かって唾を吐くに等しいでしょう」(スポーツ紙芸能担当デスク)
ジャニーズの人気タレントをドラマに起用しているテレビ局は、なおさらだ。報道番組「news23」で、謝罪動画が公開される前の5月11日に被害者の証言などを詳しく報じたTBSにしたって、火曜夜10時には山田涼介(30=Hey! Say! JUMP)が出演している「王様に捧ぐ薬指」を放送している。
フジテレビ月9のキムタク主演「風間公親―教場0―」しかり、日本テレビの木10「それってパクリじゃないですか?」には重岡大毅(30=ジャニーズWEST)が出ているし、テレビ朝日の水9「特捜9」season6の主演は、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦(46)だ。深夜ドラマやBSを含めればもっとである。