ジャニーズ帝国は内側から崩壊…東山紀之“生謝罪”は火に油、近藤真彦「うそはダメ」の重さ

公開日: 更新日:

今後は退所者からの発言も増えてくる可能性も

 深々と頭を下げた東山だが、こうした発言を巡っては、先週末、ジャニーズ事務所が代理店に対し、「東山が『サンデーLIVE!!』で発言することを示唆する一斉メールを送信していた」と女性誌で報じられていた。1999年に週刊文春がジャニー喜多川氏の性加害について報じた取材チームの一員でジャーナリストの二田一比古氏はこう話す。

「東山の発言は、自分自身の言葉というより、事務所を代表した謝罪に見えました。むしろ、その前の近藤真彦の発言の方がインパクトは大きい。ジュリー氏の謝罪に対して『うそはダメだなって』『知ってた、知らないじゃなくて、知ってるでしょ』の指摘は相当に重い。当初、ジュリー社長の謝罪動画の公開は、14日日曜日の夜9時ではなく、13日土曜日の夜9時に予定されていたという情報もある。ジュリー氏が謝罪し、近藤がジャニーズを去ったあとは事務所の“長男”である東山が翌朝の番組で即座に謝罪し、事態の鎮静化を図るというプランがあったようだが、ズレ込んでしまったようです。1週間経ってしまったことで、NHKの『クロ現』で取り上げられたり、マッチなどの退所者の発言が出たり、騒動はさらに拡大している」

 ただ今回、「ジャニーズという名前を存続させるべきなのか」と踏み込んだ発言をしたことについてはこう話す。

「看板だけ替えたところで、根本的な体質が変わらなければ変わらないでしょう。今後、退所者からの発言も増えてくる可能性もあり、アイドル志望者は、ますますK-POPの事務所やタッキーの事務所に流れ、ジャニーズ事務所は、ソッポを向かれる可能性がある。所属タレントも好奇の目で見られることは免れないでしょう。まさに事務所存続の危機に直面しています」

 芸能界では帝国とも形容されるジャニーズ事務所だが、内側から崩壊が始まった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由