ジャニーズの「合宿所」はどこにあった? フライデーが報じていた事務所所有の不動産の数々
報道合戦が続く故・ジャニー喜多川氏による性加害疑惑。そんな中、カウアン・オカモト氏(26)の会見では、「ジャニーさんのマンション」という言葉が、5月17日の「文春オンライン」では、被害を受けたとされる元男性スタッフに取材した記事に、「合宿所」「原宿のアパート」という言葉が盛り込まれているなど、この疑惑、たびたび「不動産の匂い」がしているのも事実だ。そんな同疑惑だが、かつて、「フライデー」がジャニーズ事務所所有、または、ジャニー氏が生前所有していた不動産について報じていた。
同誌2016年2月12日号は「独占スクープ! ジャニーズ帝国が買い漁る麻布、赤坂、渋谷の『超一等地不動産リスト』」と銘打った特集を掲載。3ページにわたる記事では、麻布、赤坂、渋谷、及びJR原宿駅付近に点在する13カ所の不動産を外観写真つきで掲載している。記事には具体的な建物の名前はもちろん、その推定評価額まで掲載されており、入念な取材を行ったことが分かる内容となっている。
それらを見ていくと、記事の中でも「注目の物件」として紹介されているのは、原宿駅からほど近い渋谷区神南1丁目にあるビル。付近にはNHK渋谷放送局があるが、記事では関係者の話として同ビルの6、7階に事務所の稽古場があると記されている。