東山紀之に問われる“最年長”としての務めと責任…ジャニーズ事務所内で揺らぐポジション
「約40年にもわたって、『マッチさん、マッチさん』と慕ってきた先輩、兄貴分にですよ。理由はどうあれ、はなむけの言葉であってもおかしくないところ、長男の座からの追い落としを狙っていたと疑われるような言いようでしたから。もともとそういうタイプなのでしょう。今回あらためて思いました」と、冒頭のOBは言い放つ。
東山はジャニー喜多川氏の側近中の側近で、ジャニー氏の姪でもある現社長ジュリー氏との結婚話もあったとされる。創業者一族のひとりとなって、ゆくゆくはジャニーズ帝国を継ぐ可能性もあったのだ。
「後輩の面倒見がいいとされていますが、結局はジャニーさんの意向次第、その意向を忖度して、立ちまわっていたに過ぎなかったと、思うようになりました」と先のOB。時代劇やドラマに出演する俳優、またキャスターとしても、確固たる地位を獲得したかにみえるが、「若い頃は何をやらせても無表情で、ウルトラマンなんてあだ名もありました」と続けた。
ジャニーズ担当の長いベテラン記者からは、こんな見方も。
「これまではともかく、今後は盤石ではないと思いますよ。ドラマにキャスター業と売れっ子にみえて、それほど仕事が入っているわけじゃない。CM出演もありますが、それは事務所が出させてやっていると言えなくもない」