嵐はジュリー社長の“オキニ”、櫻井翔は秘蔵っ子的存在…「性加害問題」遅すぎた釈明の深層
藤島ジュリー社長が記者会見を開かない限り追及は終わらない
「そんな性加害のイメージに覆われたジャニーズの一員であり、かつ被害者側に見られうる立場であるとしていましたが、どうでしょうか。櫻井君はジュニアたちのまとめ役でした。どちらかというと、上のポジションに立っていた。タッキーもまとめ役でしたけど、櫻井君は立ち回りがうまく、少なくとも、ジャニーさんの被害に遭っていないはず。また『大切な仲間』がどうされていたかも知っていたはずです。側近中の側近だった東山とまではいかないまでも、ジャニーさん側だったのでは」
そう言って、櫻井を知るある関係者は首をかしげた。
ジャニーズ取材の長いベテラン芸能記者はこう言う。
「キャスターといっても、櫻井君は『嵐』のメンバーですからね。2024年は嵐にとってデビュー25周年のアニバーサリーイヤー。2020年大みそかをもっての活動休止から、4年ぶりの復活へ向け着々と準備が進められていて不思議じゃない。そうしたこともある分、あまり長く、この問題を引きずりたくないのよ、などとジュリーさんらに諭され、批判の火消し役を引き受けたところもあるのでは」
嵐がジュリー社長の「オキニ」であることはファンや関係者では有名な話。2019年の20周年5大ドームツアーでは、50公演で237万人超を動員。230万人以上いるとされるファンクラブは、年会費だけで5億円超が事務所に入っているという稼ぎ頭だ。
「彼は、ジュリーさんの秘蔵っ子のようなもの。テレビカメラの前でコメントするにあたって、綿密にジュリーさんやジャニーズの弁護士と打ち合わせて、事務所の意向に沿うようにしたのだと思います」と続けた。
ジュリー社長が表に出てきて記者会見を開かない以上、この問題が終わることはないし、所属タレントが苦しみ続けることを事務所幹部はわかっていないらしい。