鬼越トマホークは解散を経て再結成 コンビでいた方が倍以上の力が出ることを知っている
「な、な、なんのメリットがあって受けた?」
(坂井良多/TBS系「水曜日のダウンタウン」7月5日放送)
◇ ◇ ◇
強面の風貌と毒舌を生かした“ケンカ芸”でブレークした鬼越トマホーク。そんな彼らをターゲットにして番組では「解散ホントドッキリ」なる複雑なドッキリが行われた。竹内ズがケンカを始め、解散宣言をしたところにモニタリングしていた鬼越の2人が慌てて割って入り、「落ち着いて」「おまえらが嫌だったら(放送に)出さなくても大丈夫」「解散だけしないでくれ」などと必死に説得する。ここで竹内ズから逆ドッキリだと告げられると「ドッキリって聞いた瞬間にスゴくうれしくて……」と涙を落とす2人。しかし、次の瞬間に解散自体は「ホント」だと伝えられる。その時に鬼越の坂井良多(37=写真左)が竹内ズに贈ったのが今週の言葉だ。
鬼越がここまで親身になって解散を止めようとしたのは、彼ら自身が一度解散を経験しているからだ。曽祖父が温泉を掘り当て、温泉旅館を営む「スケールの小さい犬神家」のような関係性の家族に生まれた坂井。志村けん以降の笑いを認めない父親だったため、「AVを見るように」お笑いを見て“父親コンプレックス”から芸人を目指し、NSCに入学したという(フジテレビ系「ボクらの時代」2022年1月9日)。