田中みな実「ばらかもん」で2期連続出演の快進撃! 目指すは性格女優か、大女優に大化けか
■事務所移籍で退路を断って覚悟を示す
「田中さんは本格的に女優業に専念するため、20年に宮根誠司さんらを擁する『テイクオフ』から俳優が多く所属する『フラーム』に移籍しています。自ら退路を絶って突き進む覚悟も、女性ファンから支持を得ている一因かもしれません」(スポーツ紙記者)
そうは言っても、田中は女優としてはまだまだ駆け出し。テレビ各局のドラマ制作関係者は、彼女の実力をどう思っているのだろうか。
「実力で言えば、たまに芸人さんや歌手の方といった、俳優が本業ではない方々との違いはそれほどあるとは思えません。ただ、彼女には、“振り切る覚悟”みたいなのがあるんです。おそらく田中さんも自身の実力をよくわかっていて、だったら、ヘタなりにキャラをとことん振り切った方が面白くなると考えているのでしょう。例えば、21年に放送されたTBS系ドラマ『最愛』のノンフィクションライター役でも、かなり“わざとらしく”捻くれた役を演じていました。実はその“わざとらしさ”がドラマ中で必要とされる演技だったという難しい設定でしたが、これも上手さというよりは、振り切り方が凄かった。今、36歳と年齢ですが、女優としてはこれから。まだまだ伸びしろはあると思います」(民放ドラマディレクター)