ヒカキンに囁かれる“2年後UUUM退所”…手数料20%嫌い新規参入YouTuber相次ぎ事務所離れ
UUUMの身売りが発表された際、注目されたのが登録者数1170万人の「HikakinTV」、589万人の「HikakinGames」の人気チャンネルを持つヒカキンの動向だ。
■YouTuber離脱で苦境に陥るマネジメント事務所
「子供たちから絶大な人気を誇るヒカキンは同社ファウンダー兼最高顧問で2%超の株を保有する株主の上、最大の稼ぎ頭。ヒカキンがすぐに事務所を出ることはないでしょうが、時価3億円超の保有株をどうするかに注目が集まっています」(ITジャーナリスト)
フリークアウトはUUUM上場維持のため、所有割合65%を上限に買い付けるが、鎌田氏と第2位株主の梅田裕真氏の保有株式を合わせても40%弱。ヒカキンがTOBに応じる可能性は低くないという。
問題は、フリークアウトが締結したとされる鎌田氏との合意事項にある「2年」という期間の後のことだという。
「YouTuberの引き抜き禁止期間が終わり、もし鎌田氏がUUUMを去ったとしたら、ヒカキンのみならず人気YouTuberが独立しないとも限らないでしょう。当然、フリークアウトもそれを見越しているでしょうから、対策していくと思われます」(ITジャーナリスト)