大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題
大食いタレントの高橋ちなりさん(享年30)が今月21日に亡くなった。同じく大食いタレントの「もえあず」こと、もえのあずき(35)が29日、X(旧ツイッター)で、報告した。
「大食い仲間の高橋ちなりちゃんが2023年7月21日、永遠の眠りにつきました。ちなりママのご意向で私からお伝えすることになりました。きっと今ごろ天国で美味しく食べて飲んでいるはずです ちなりんも読んでくれると思うのでお別れのメッセージを送ってあげてください」などとファンに呼びかけた。
高橋さんは昨年12月に自身のXで、「腰の圧迫骨折+拒食気味の為入院2週間目。」「ガンマGTP(肝臓)の値が平均は70とかなのに私2700とかで今度はそっちが原因で入院続くことになりました…」などと明かしていた。大食いタレントして活躍していた高橋さんには拒食症の症状があったようだが、今回の訃報を受けて過去のあるブログが再注目されている。
2010年11月に、テレビ東京の『元祖! 大食い王決定戦』などに出演していた当時30代の女性フードファイターの告白だ。彼女は過食嘔吐という摂食障害で施設入所していると明かし、最低体重が27キロ(168センチ)になったと公表。名前などの個人情報は伏せられているが、ブログの投稿は現在も残っている。ブログには、「大食いビジネス、大食い選手の虚像を明かし、これ以上沢山の人が苦しまないで済む事を祈りつつ・・・」「怪物級に食べてもガリガリなのは、嘔吐で、消化吸収する前に出してしまうから。過食嘔吐の量やタイミング、吐き出す技術に長けたごく一部の「ベテラン摂食障害者」のみが選ばれし「トップフードファイター」として華やかな世界で活躍できるのです。身体と心の健康を削りながら。」などと綴っていた。