ジャニーズ“メディア圧力のキーマン”白波瀬傑氏はどこに…記者陣が自宅に直撃取材も応じず
ジャニーズ問題は、先の記者会見で「なぜ出席しないのか」との質問が相次いだ元幹部、白波瀬傑氏の存在が取材対象として、再び注目されている。
白波瀬氏は記者会見やスキャンダル対策で、対芸能マスコミの急先鋒を務めてきたジャニーズの元「広報」責任者。すでに代表取締役副社長のポジションから引責辞任したとして、東山紀之新社長らは会見欠席に理解を求めた。
「それでは納得できないと自宅を直撃取材する記者が出てきています。ある元週刊誌記者は、かつて記事をつぶされたとして謝罪を求める内容証明を郵送したそうです」とはジャニー喜多川氏の性加害問題の再燃以前からジャニーズに詳しいマスコミ関係者。
白波瀬氏は直撃訪問には応じていないが、郵便物は受け取っているという。
■会見を大きく扱うよう「ラージ、ラージ」と電話
「私憤はともかく、白波瀬氏がジャニーズによるマスコミ圧力のキーマンであったのは衆目の一致するところ。ジャニ担のTVプロデューサーは番組のキャスティングや扱いで、スポーツ紙記者には会見があると締め切り間際に電話を入れて『ラージ、ラージで』と大きく扱うよう畳みかける。敵対する週刊誌や写真誌の編集やライターとも付き合い、スキャンダルのもみ消しを求める交渉を、ほぼひとりでしていたのです」と続けた。