ジャニーズの“印籠”消滅で始まる熾烈な芸能界サバイバル…「生き残るタレント」は誰だ?

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 2022年4月に公開された映画「東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ」(松竹)。ボーイスカウトを題材に、ジャニーズJr.の「少年忍者」と関西ジャニーズJr.の「Lil かんさい」が主演を務めた内容だが、ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題で大揺れとなっているジャニーズ事務所の現役タレントにとっては、映画のタイトル通りの「サバイバル」が現実味を帯びてきたようだ。

 同事務所は10月2日に会見を開き、新たな事務所名や今後の活動方針、所属タレントの扱いなどについて説明するとみられる。

 事務所側としては、加速するスポンサー企業離れに歯止めを掛ける狙いもあるだろうが、おそらく事務所以上に戦々恐々としているのが所属タレントだろう。これまで絶対的な後ろ盾だった「ジャニーズ」という看板、肩書きが消える可能性が高いからだ。

 テレビや映画に出演している「ジャニタレ」と呼ばれる同事務所のタレントの中には、歌や踊り、演技がお世辞にも優れているとは思えない者もみられた。視聴者などから「セリフは棒読み、歌は口パク、なぜ起用されているのか分からない」――などと酷評された者であっても、芸能界で活動が続けられてきたのは「ジャニーズ」という肩書きがあったからという面は否めない。

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