3年9カ月ぶりAKB48握手会は復活も…「会いに行けるアイドル」がいよいよ迎えた曲がり角
AKB48が先月27日、62枚目となるシングル「アイドルなんかじゃなかったら」を発売し、本拠地であるAKB48劇場(東京・秋葉原)と都内のタワーレコード3店舗で、コロナ禍以降、3年9カ月ぶりとなる「握手会」を開催した。
しかし、透明なシート越しで、メンバーはビニール手袋着用と“厳戒態勢”。AKB48は、この10月から12月にかけて、千葉・幕張メッセで握手会を開催することを発表しているが「会いに行けるアイドル」の模索は続きそうだ。
“プロアイドルヲタク”を自任するアイドル評論家のブレーメン大島氏はこう話す。
「“会いに行けるアイドル”も時代や環境に合わせて進化させていかざるを得ないのだと思います。2014年にあった川栄李奈と入山杏奈の襲撃事件以降、運営側は安全対策に相当気を使っていましたが、その後、今度はコロナが襲った。オンラインを駆使してのイベントなども定着しました。ビニール手袋をしての握手に意味があるのかという声もありますが、元々ファンは握手と同時に、ほんの数秒でも“直接会って話ができる”ということに重きをおいている場合も多いですからね。ビニール手袋も安全面を考えたらしょうがないでしょう」