ジャニーズを去る白波瀬傑氏が生涯背負い続ける業…43年前「17歳の少年」に説いたこと
《ジャニーズ事務所のようなところに入って将来はマネジャーになりたい》という少年の純粋な質問に、白波瀬傑・前副社長はなんと答えていたのか。
“ジャニーズのキーマン”である彼は、10月2日の2度目の記者会見にも出席しなかった。しかも、ジャニーズ事務所は白波瀬氏について「15日をもって嘱託社員としても契約終了の見込み」と明らかにした。
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「このまま表舞台に現れず、逃げ切ることを許したらジャニーズ事務所の隠蔽体質は何も変わらないと思われます。退職したら責任を免れるわけではない。今後事務所と関係がなくなっても、白波瀬さんには説明責任がある。2001年には週刊文春との民事訴訟で、ジャニー氏の性加害について『事実無根だと思っておりますので、調査する必要性はない』と証言しており、裁判で性加害が認定されたことも知っている。それなのに以降も放置、隠蔽してきた。過去の検証をしないと、また同じことが起こりかねません」(テレビ局スタッフ)