著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

松岡茉優は主役もサブキャラもOK、インタビュー取材後はスタッフ全員と両手で握手

公開日: 更新日:

松岡茉優(テレ朝系「ゆりあ先生の赤い糸」/28歳)

 夏の連ドラ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系)で主演した松岡茉優が、秋クールは10月19日にスタートした菅野美穂主演の「ゆりあ先生の赤い糸」(テレビ朝日系)で2児の母親役を演じる。

 今秋は主演級女優の助演での出演は、ほかにはNHK朝ドラ「ブギウギ」に蒼井優が先輩役を演じている。いつもは主演をしている俳優が演じるサブキャラは、単に違うポジションを演じるというだけではない、コクの深さみたいなものを感じさせる。

 松岡茉優は1995年2月16日生まれ、東京都出身。中学生の頃に「おはスタ」(テレビ東京系)の“おはガール”に選ばれ活躍。しかし、最初から女優として順風満帆だったわけではなく、「オーディションの最終まで残るのに、いつも最後のひとりにはなれなくて、どうしてなんだろう、って。平均値になりたくて、誰にも嫌われたくなかった」(「日経エンタテインメント!」2015年8月号)と悩んだ時期もあったと語る。

 その彼女が「自分は自分」と考えて輝くようになり、女優として開花するきっかけになったのが、12年公開の映画「桐島、部活やめるってよ」だった。その後、15年の「She」(フジテレビ系)で連ドラ初主演。映画「勝手にふるえてろ」「蜜蜂と遠雷」でも主演した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に