大阪万博を番組でヨイショ…大恥かきそうなTVコメンテーター「6人の名前」

公開日: 更新日:

 大阪・関西万国博覧会はすでに大失敗が目に見えているが、それで大恥をかきそうなのがヨイショに一役も二役も買っているワイドショー・情報番組のコメンテーターたちだ。

 筆頭は橋下徹だろう。ネットテレビ「ABEMA」のトーク番組「NewsBAR橋下」で、「(大阪万博は)2年後に答え合わせしたらいいと思う。いま反対している人、名前、全部リストアップしてるから」とすごんだ。いまは逆風だが、万博はこれから盛り上がるから、その時は「反対だ」「中止だ」と言っていたヤツを片っ端からやり玉にするゾというわけか。

 大阪市長だった橋下は万博言い出しっぺだから、こう言うほかないのだろうが、橋下よりひどかったのが、番組ゲストの古舘伊知郎だった。「奈良の大仏殿。あれも公共事業の始まりで、飢饉とか天変地異とかいろいろある中で、(人々を)何とか救おうというふうにやってきた。(万博反対論者は)歴史に学ぶべきだ」など妄論を並べ、「報道ステーションの(キャスターだった)時は反対でしたが、前言撤回」「テレビメディアも新聞メディアも反対ありきでおかしいよ」と、臆面がない。

 大阪の朝日放送ラジオで、その名もズバリの「辛坊治郎の万博ラジオ」のパーソナリティーを担当している辛坊治郎は、「私は根っからの『万博好き』です」と言ってはばからず、「ワクワクする万博の最新情報をお届けします」とPRに余念がない。

 金子恵美は「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、「(万博を)やめることをしたらですね、世界のなかでの評価とか、日本のプレゼンスってどうなんだとか、笑いものになるよね」と、反対論は“反日的”とでも言いたげだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    元ソフトバンク「伊奈ゴジラ」の転落人生…淡路島で盗み84件総額472万円、通算5度目の逮捕

  3. 3

    大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯

  4. 4

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  5. 5

    テレ朝に“ナスD”超え「1億円横領」続々の過去…やりたい放題で解雇された社員のヤバい所業

  1. 6

    東洋大姫路・岡田監督が吐露「本当は履正社に再任用で残る予定で、母校に戻るつもりは…」

  2. 7

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  3. 8

    山下智久「正直不動産」映画化でひと儲け狙うNHKに「甘い」の声も…山P人気は下降気味

  4. 9

    レイズ看板選手「未成年への性的虐待容疑」で逮捕も…ドミニカは殺人も銃撃も「無罪放免」の実態

  5. 10

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在