松本人志の活動休止は周囲に“つくられた”が…本人はもう引退を決めていると思っている
ダウンタウンの松本人志(60)が、飲み会での性的行為強要疑惑を報じた「週刊文春」に対し、名誉毀損による損害賠償を求め東京地裁に提訴した。その請求額は約5億5000万円だ。
松本は芸能活動を休止して裁判に注力するとしているが、その活動休止による損害も請求額に入っていると考えられる。
“活動自粛”については、ビートたけしが出演番組で「休業する必要はないのではないか」とする一部意見に対し、「コンプライアンスだなんだって言うけど、スポンサーの方に『そのタレントを出すな』って言ってくるから、実質的にやってられないんだよ」と語っていた。
実にその通りだと思う。現実に文春報道の後、松本が出演する番組の複数のスポンサーが「とりあえず」その回のCM出稿を取りやめていた。テレビ局側も困るし、松本が自主的に休業するという流れが“つくられた”といっていいだろう。
損害請求額についてだが、レギュラー7本で、1本の出演料を200万円とすると、1年約50週(7×200万×50)で7億円になる。これに複数のCM契約が数億円あるとされる。ただ、騒動以来、松本が契約を結んでいたCMは消えており、契約切れと同時に更新されない状態になるのは目に見えている。