福士蒼汰「アイのない恋人たち」は中高年狙いの“ステルス昭和”ドラマ?《古臭い》とツッコミ入る部分
《今どきのアラサーの恋愛を描こうとしているんだけど、なんか古臭い》《キャストも展開も地味で、恋愛を描いていてもどうもキュンキュンしない》……第2話放送終了時点で、こんな声がネット上でささやかれている。福士蒼汰(30)主演「アイのない恋人たち」(朝日放送・テレビ朝日系=日曜夜10時)の話。
NHK大河ドラマ、視聴率上位常連のTBS日曜劇場、話題作連発の日本テレビ日曜ドラマと“ドラマ激戦区”の日曜にテレビ朝日が参入して4期目となるが、苦戦は続いているようだ。
「アイのない~」は、公式HPには《恋愛偏差値が低いワケあり男女7人が織り成す愛の物語》で、《「愛がない」「見る目(eye)がない」「自分(I)がない」それぞれにアイが欠けている者たちによるラブストーリー》とある。ヒットメーカー遊川和彦氏のオリジナル脚本で、演じるのは福士のほか、岡崎紗絵(28)、本郷奏多(33)、成海璃子(31)、前田公輝(32)、深川麻衣(32)、佐々木希(35)。
「テレ朝が日曜夜10時に連ドラ枠を新設して以来、岡田惠和さん、野島伸司さん、浅野妙子さん、といった大御所脚本家によるオリジナル作品を並べ、作家性で勝負してきました。そして今回は『家政婦のミタ』でも知られる遊川さん。枠としての認知度がまだ低いこともあって今のところ視聴率では苦戦していますが、良作を続けることで大人の連ドラファンを掴もうといったところでしょうか」(テレビ誌ライター)