堀ちえみは“がんサバイバー”の希望の星 生存率50%ステージ4の舌がん克服で親衛隊も感涙

公開日: 更新日:

 2019年2月にステージ4の口腔がん(舌がん)であることを公表し、闘病を続けていた歌手の堀ちえみ(57)が27日、自身のブログで、「舌がんの完治」を報告した。

 堀は3つの科で診察を受けた後、主治医から〈『本日の経過観察を終えて特に問題ないので舌がんに関しては完治ということになります。おめでとうございます』〉と言われたとして、〈この5年もの長い期間、ご尽力いただきました皆々様に、心より御礼申し上げます。涙が溢れて止まりません〉とつづった。

 19年2月22日に行われた大手術は、舌の6割を除去するという11時間に及ぶものだった。堀は、その後、必死のリハビリやボイストレーニングを続け、自身の誕生日でもある23年2月15日には、デビュー40周年の記念コンサートを実現していた。

 今回、完治を伝えるYahoo!ニュースのコメント欄では“エキスパートコメンテーター”である緩和ケア医師の大津修一氏が「舌がんのステージ4はⅣA、ⅣB、ⅣCと3種類あり、ステージ4全体の5年全生存率は50%で、再発は治療後2年以内に起こることが多いです。他のステージ4の腫瘍よりは生存率は良いですが、患者さん自身にとっては相当ストレスなものでしょう」とコメントしている。

 一方で堀は、病魔と同時に、大学病院での様子を盗撮されたり、度重なる誹謗中傷など、心ない仕打ちともこの5年間、闘い続けてきた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 2

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  3. 3

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  4. 4

    フジテレビが2023年6月に中居正広トラブルを知ったのに隠蔽した「別の理由」…ジャニーズ性加害問題との“時系列”

  5. 5

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  1. 6

    中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

  2. 7

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  3. 8

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  4. 9

    NHKは「同様の事案はない」と断言するが…フジテレビ問題で再燃した山口達也氏の“EテレJK献上疑惑”

  5. 10

    GACKTや要潤も物申した! 中居正広の芸能界引退に広がる「陰謀論」のナゼ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係