堀ちえみは“がんサバイバー”の希望の星 生存率50%ステージ4の舌がん克服で親衛隊も感涙

公開日: 更新日:

総会長は「ファイトの塊です」

 現在も活動を続ける堀ちえみのデビュー当初からの親衛隊「C☆S☆C(ちえみスマイルサークル)」の総会長、千葉竜司さんは、こう話す。

「まさに強い気持ちを持った“ファイトの塊”ですよ。ちえみちゃんは4月20日にもコンサートを予定していますが、それを前にしてすごくよかった」

 同じく統括部長の久芳奈津子さんは、涙ながらにこう語った。

「5年前に初めて聞いた時は、目の前が真っ暗になってしまって、最悪のことも頭をよぎってしまった。親衛隊の仲間たちも本当に落ち込んでいた。昨年の復活記念コンサートも夢のようでしたが、今回、完治ということで、5年間、絶対に諦めることなく、ちえみちゃんが頑張ってくれて本当によかった。ご主人さまの支えもあったと思いますが、ちえみちゃんは本当にすごい。すごいの一言です……」

 親衛隊は、メンバーのほとんどが50代以上だが、仕事や家庭の合間を縫って現在も活動を続けている。前出の千葉さんは「40年以上、ファンを続けていますが、最近は、ちえみちゃんの頑張る姿を見て、今まで特にファンでなかったがん患者の方が新たにファンになるケースも増えているんですよ。“親衛隊の方ですよね”なんて声をかけていただいたりします。みんな、ちえみちゃんに本当に励まされているんです」と語る。

 絶対に諦めないという強い気持ちでがんを克服した不死身の堀ちえみ。まさに“がんサバイバー”の希望の星である。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 5

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  1. 6

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 7

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  3. 8

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 9

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」