バカリズム異才の原点…「芸人・脚本家・主演俳優・MC」すべてに“笑い”が通底する一貫性

公開日: 更新日:

 ピン芸人日本一決定戦「R-1グランプリ2024」(カンテレ・フジテレビ系)の審査員で、とりわけコメントが注目されているのはバカリズム(48)だ。同コンテストにはコンビ解散直後の06年大会で初ファイナリストとなり、「トツギーノ」のネタで世に出るチャンスをつかんだ。

「孤高の天才」の異名をとったのは、大喜利のチャンピオンを決めるバラエティー特番「IPPONグランプリ」(フジ系)。出演芸人で最多となる6回の優勝を決めている。その好成績が認められ、2月3日の放送回では活動休止中のダウンタウン松本人志(60)の代理でチェアマンを担った。

 所属するマセキ芸能社の先輩にあたるウッチャンナンチャン、「アメトーーク!」(テレビ朝日系)のMCで同じく先輩の蛍原徹(56)は、バカリズムを「才能の塊」と称する。その理由は、脚本家としても大成したからにほかならない。

 14年の脚本家デビュー作となったドラマ「素敵な選TAXI」(カンテレ・フジ系)で、市川森一脚本賞の奨励賞を受賞。ブログ「架空升野日記」が17年に日本テレビ系で「架空OL日記」として連ドラ化されると、「第36回向田邦子賞」を受賞した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「転職者は急増」なのに「人材派遣会社は倒産」が増えているワケ

  2. 2

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  3. 3

    驚きの品揃え! ダイソーでほぼすべて揃う「防災グッズ」の実力は?

  4. 4

    優勝の祝儀で5000万円も タニマチに頼る“ごっつぁん体質”

  5. 5

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  1. 6

    長嶋一茂はこんなにも身だしなみを意識している? VIOはもちろんアンチエイジングも

  2. 7

    大関・大の里すでに「師匠超え」の鋼メンタル!スキャンダル報道もどこ吹く風で3度目賜杯

  3. 8

    大関・大の里3度目優勝で期待される「大豊」時代の幕開け…八角理事長も横綱昇進に期待隠さず

  4. 9

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 10

    国民民主党はやっぱり与党補完勢力だった! 企業・団体献金「存続」で自民党に塩を送る罪深さ