【ネタバレあり】弁護士たちも毎朝見ている「虎に翼」はこれからが見せ場!

公開日: 更新日:

 NHK連続テレビ小説「虎に翼」はまだ後半が始まったばかりというのに、早くも朝ドラ史に残る傑作との呼び声が高い。

「ヒロインの寅子(伊藤沙莉)ら登場人物がみな魅力的で、その心情や境遇をそれぞれ丁寧に描きながら、決して冗漫にならず、ストーリー展開は早い。戦争や戦後の時代背景もしっかり押さえていて、まあ見事です」(ドラマ制作会社プロデューサー)

 女性で最初の弁護士・裁判所長の物語ということもあって、法曹界でも評判がいいらしい。法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」が会員弁護士にアンケートしたら、3人に1人が「毎日見ている」「週末まとめて見ている」と答えたという。

【以下、ネタバレあり】

 弁護士たちが注目するのも当然で、寅子を取り巻く登場人物たちのモデルは、みな戦後の著名な法曹ばかりなのだ。まず生涯の宿敵、松山ケンイチの桂場等一郎は、デッチ上げ事件の判決シーン(25話)ですでにネタバラシになっているが、第5代最高裁判所長官の石田和外。団子好きの頑固者は裁判官のトップに上り詰める。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱