木村昴ドラマ初主演作は「逆に新鮮」の声も…やっぱり《野呂佳代の出るドラマにハズレなし》か

公開日: 更新日:

 作家の爪切男氏が小中学生時代の女子生徒との思い出をつづった同名エッセイ集を基に、オリジナル要素を加えてドラマ化した、《人の欠点に惹かれて、すぐ恋に落ちてしまうダメ男が、超個性的なクラスメイトの女子たちに片思いを重ねながら成長していく、どこか切なくて愛おしい、回想ハートフルコメディ!》(公式HPより)だ。

 前出の亀井徳明氏は「女子たちからしたら《キモッ!》ってなるかもしれないし、メインキャストの演技に言いたいことがある視聴者もいるかもしれませんが……」と前置きしつつ、こう続ける。

「ドラマのメインである回想場面は、GP帯の学園もののような華やか、かつメリハリがあるものではなく、かつてのNHK『中学生日記』に近い雰囲気。でも、原作に登場した個性的な女子たちが動き出したかのような再現力です。教訓や感動を誘うわけでも、笑いを押しつけるわけでもないし、ハラハラドキドキの展開があるわけでもないんだけど、それが逆に新鮮。キャスティングも含め、原作の世界を損ねずにドラマとして面白くなるような細かい配慮が感じられて、好感の持てる一作です」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    阪神「老将の孤立無援化」の懸念…岡田監督に“勇退説”でコーチや選手もソッポの可能性

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    「24時間テレビ」に“旧ジャニーズ不要論”噴出…20年以上続いたメイン司会途絶えて視聴率回復の皮肉

  5. 5

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  1. 6

    巨人ドラフト戦略に異変…浅野翔吾が覚醒気配で1位は《右の大砲》から《鳥谷2世》に乗り換え

  2. 7

    「麻生派でも裏金作り」毎日新聞スクープの衝撃!党政治刷新本部座長の派閥議員は国会で虚偽答弁か

  3. 8

    松田聖子と神田正輝の心中は? 神田沙也加さん元恋人・前山剛久の俳優復帰宣言に浴びせられる非難

  4. 9

    自民党総裁選で蠢動する“生臭い”顔ぶれ…甘利、萩生田、菅が「復権作戦」を醜悪展開

  5. 10

    もはや「苦行」、「回数ごまかせる」の指摘も…24時間テレビ「やす子マラソン」強行に視聴者ドン引き