キンタロー。だけが脱出に成功…日テレ「変顔スパイ」は“原始的な遊び×テクノロジー”が生んだ
レジェンド・松本明子が鮮やかな変顔のグラデーションを見せたかと思えば、負けじとキンタロー。も元AKB48・前田敦子などの極端なものまねを披露し突破。結那は寄り目で認証カメラをすり抜け、イケメン枠のSEITOも限界まで顔を崩し善戦。最終的に驚くべき憑依型の変顔を見せたキンタロー。だけが脱出に成功した。
“変顔対決”など「にらめっこ」から派生した番組や企画は数多い。変わったところでは、芸人たちがスマホに入っている写真を使って笑わせ合う「デジタルにらめっこ WARAE」(日本テレビ.2019年2月放送)が思い浮かぶ。
逆に「感情を顔に出してはいけない」というルールで作られたものも少なくない。最近では、「衝撃映像」「面白映像」に対していかにリアクションせずにいられるかを競う特番「ワールドドキドキビデオ」(同系)が好評を博している。
2010年代中盤には、「そんなバカなマン」(フジテレビ系)の「ノーリアクション柔道」が放送され、2018年にはダウンタウン・松本人志発案の「HITOSHI MATSUMOTO presents FREEZE」(Amazonプライム・ビデオ)が配信を開始。「FREEZE」のフォーマットはポルトガルの大手テレビ局に販売され、今年6月から現地版が放送されている。