映画「侍タイムスリッパー」は必見! 時代劇と侍への愛があふれる快作

公開日: 更新日:

 監督・脚本・照明・編集などを兼ねた安田淳一の「自主映画で時代劇を作ろう」という無謀な挑戦に対し、東映京都撮影所が特別協力。東映京都のスタッフも出演者も、脚本の面白さに引かれて作品に参加したというが、この時代劇への愛と娯楽作を作ろうとする熱意は半端なものではない。最近面白い時代劇がないと思っている方に、文句なくおすすめできる一本。17日からは東京・池袋シネマ・ロサ、30日から神奈川県・川崎チネチッタでの上映が決まっているが、もっと多くの人の目に触れてほしい拾い物の逸品だ。

(映画ライター・金澤誠)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱