大原麗子「〈常在戦場〉の女優論」(2)「家庭に男は2人いらない」それだけのパワーが麗子にはあった
ギラン・バレー症候群は、末梢神経の障害によって脱力やしびれなどの症状を引き起こす病気である。発症率は十万人にひとりかふたりとされる。一九七五年に大原麗子がこの病気を発症したとき、満足に箸も持てず、自力での歩行も困難だった。しかし、夫・渡瀬恒彦の献身的な介護もあり、麗子は九カ月ほ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り2,165文字/全文2,305文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】