「24時間テレビ」台風10号でもイベント強行、不要不急の外出促す大矛盾…報道機関として問題は?
記録的な大雨となっている台風10号が直撃する8月31日と9月1日に放送される「24時間テレビ47」(日本テレビ系)。日本テレビは8月30日、同番組の公式サイトにて、お笑いタレントのやす子(25)がランナーを務める全国の児童養護施設に募金マラソンについて「市民ランナーに参加していただく予定だったマラソンイベントは中止とさせていただきます。やす子さんのマラソンに関しては、安全に配慮しながら実施する方法を検討中です」と発表した。
さらに横浜のぴあアリーナMMで開催予定の「Song for 能登!24時間テレビチャリティーライブ」や、両国国技館での番組観覧や国技館内のイベントは実施する予定と発表。チャリティーライブの公式サイトでは、「ご利用される交通機関の運行情報など、お客様ご自身でも最新の状況を確認して頂き、時間に余裕を持って安全に会場までお越しください」と掲載。公式Xでは「なお、交通機関の影響によりご来場がかなわないお客様には払い戻しをさせていただきます」と呼び掛けている。
一方、30日放送の「news every.」(日本テレビ系)の天気コーナーでは恒例の日テレの大屋根広場でのお子様出演が、東京都内で警報級の大雨となっていることを理由に中止となった。24時間テレビの番組観覧はお客様の“自己責任”“自己判断”で強行して構わないのだろうか。