大原櫻子さん 映画「アニー」でアリシア・モートンが歌う「Tomorrow」にビビッときた
大原櫻子さん(歌手・女優/28歳)
歌手、ミュージカル女優、ドラマ出演でも活躍する大原櫻子さんは今年が音楽ソロ活動を始めてから10年目。先月には記念のベストアルバムも発売した。音楽の世界に進むきっかけになったのはミュージカルや映画の「アニー」で歌われる「Tomorrow」。アリシア・モートンに憧れた。
■父親はナレーターの林田尚親
子供の頃は両親が好きな歌謡曲やアニメソング、ミュージカルを聴いて過ごしていました。父(ナレーターの林田尚親)は「ガッチャマンの歌」とか河島英五さんの「酒と泪と男と女」や長渕剛さんの「乾杯」とか。私は小学生の頃は松田聖子さんの「青い珊瑚礁」とかシュガーの「ウエディング・ベル」とか、中学になってからはaikoさんが好きで歌っていました。
子供の頃からピアノは習っていたけど、家はいわゆる音楽漬けのような環境じゃなく、両親が演劇をやっていたので、どちらかというと、ミュージカル好きの母の影響もあって演劇一家という感じです。「ミス・サイゴン」とか、「コーラスライン」は言葉がわからないまま英語で見ていたし、衝撃を受けたのは小学校2年で見た「アニー」です。歌声もキレイでビビッときたというか。同世代の女の子たちがこんなに伸び伸びと歌っているのはすごいと思いました。英語の意味はわからないけど、聞こえるままに全部カタカナに直して歌っていました。「アニー」は30回以上、「Tomorrow」のパートは繰り返し繰り返し、死ぬほど見ましたね(笑)。