大原櫻子さん 映画「アニー」でアリシア・モートンが歌う「Tomorrow」にビビッときた
前分けのボブヘアをマネして発表会で歌った
孤児院で育った女の子が両親を捜す物語「アニー」は3回映画化されている。最初は1982年、アニー役はアイリーン・クイン、2度目は99年、ディズニーのテレビ映画でアリシア・モートンが演じた。3度目は2014年。よく見たのは1982年、99年の映像。
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もっとも印象に残っているのはアリシア・モートンが歌った「Tomorrow」。後からはセリフを全部、英語で書き取って歌っていました。
「アニー」というと、モジャモジャヘアの女の子をイメージする人が多いと思いますが、アリシア・モートンは前分けのボブヘア。それがとてもすてきだった。
私もアリシアのボブをマネしたヘアで、小学3年生の時のダンスの発表会で「Tomorrow」を英語で歌いました。その映像は今も残っています。私がミュージカルをやりたいと思った原点はあの頃見た「アニー」ですね。
女優にも憧れましたね。感銘を受けたのがロバート・デニーロの「ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ」(05年)という映画でデニーロの娘役で出ていたダコタ・ファニング。あんな芝居をやりたいな、女優になりたいなと思うようになりました。
デビューは17歳。映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(13年)のオーディションを受け、ヒロインに選ばれました。
大学で映画の勉強をしたいと、日大の映画学科も受験しました。オーディションが受からなかったら、芸能界は諦めて大学生活を充実させる。
高校の担任の先生とも相談し、英語に興味があるから他の大学の英語学科も受けようかとかいろいろと迷った時期です。