松本人志「裁判終結」の後味の悪さ…“物的証拠なし”強調、“慰謝料なし”告発女性の立場は?
《これまで、松本人志は裁判を進めるなかで、関係者と協議等を続けてまいりましたが、松本が訴えている内容等に関し、強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました》
ダウンタウンの松本人志(61)が、自身の性加害を報じた「週刊文春」発行元の文藝春秋を、名誉棄損と記事の訂正を求めて訴えていた裁判は8日、松本側の訴え取り下げにより終結した。当初、長期化必至と言われていた裁判だが、11日に予定されていた2回目の弁論準備手続き直前に決着を迎えることに。
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松本側が提訴取り下げを発表した際、こうコメントしていることから、早くも松本の芸能活動再開に話題が移っている。だが、突然の裁判終結がいくつかの不可解な点を残したことは否定できない。
「松本側のコメントで強調されているのが、性行為を強制したことを証明するような“物的証拠”がないとする点です。しかし、飲み会に参加していた女性は文春の記事で携帯を取り上げられたと書かれていたことから、そもそも物的証拠を残さないようにしていたのではという疑問が残ります。さらに、告発女性が裁判で証言すると意思表示をしていたことから、それが実現する前に慌てて訴えを取り下げられた感も否めません。そもそも、飲み会で性行為自体があったか否かについても触れられていません」(女性週刊誌記者)